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誰もが、波間に揺れる舟の甲板に球体の卵を立てることなど不可能だと思った。ところが、卵の下部をつぶして立てて見せたコロンブスに「それなら私だってできる」と騒いだ話は、よく知られた逸話です。
中国古典「韓非子」の一説に「知の難きにあらず、知に処するは即ち難し」とあります。これは「物事を知ることはさほど難しくはないが、難しいのは知ったことを実行すること」という意味です。

数年前のことです、リーシング営業社員向けの研修を行ないました。他県から講師をお招きしての2日間研修でしたが、その費用は100万円でした。
研修終了後には「目から鱗がおちました!」などの感想が聞け、高額ながら社員研修の価値があったのだと安堵しました。

半年ほど経って研修内容の質問をすると、「分かってはいるのですが、うまく表現できません・・的確に伝えられないです」という返事でした。
それは即ち、「情報として取り入れはしたが、実行レベルに至っていない」と同義語です。
社長の私としては当然、各自が自分の営業に生かしているものと思いたかったのですが、残念なことに現在では、その講義の内容を口にする者さえいません。

私も含めて一般的な人は、成功者の講演を聴いて感動したり、またはノウハウ本を読んで理解できたと感じるのですが、そこから先に広がらないのです。
つまり「なるほど、そうか!」で満足し、知識を得たことが最終到達点になってしまうのです。
そのレベルで通用するのは、正解を求められる試験問題の時だけです。
実社会では、知らないことを「知識としてインプットする」ことは、単にパーツを得たに過ぎません。自分のスマホにダウンロードした程度のことなのです。
勿論、知識を得ることは大変重要なことです。なぜなら、知識こそが実行の基礎となる部分だからです。大切なのは学生時代のように、それをゴールと取り違えて、満足してしまわないことです。
実社会では、「知識」を応用し「知恵」に昇華させなければなりません。
そして更に、考え抜いた具体策として「アイディア」を求められます。
・・・・だが、この時点でも合格点ではありません。
なぜなら、実益を生むのは「アイディア」そのものではなく、それを「実行」し“実用化”した時だけなのです。

■三流は・・・他人の話を聴かない。
■二流は・・・他人の話をよく聴く。
■一流は・・・他人の話を聴いて“実行”する。
■超一流は・・他人の話を聴いて実行し、さらに改善する。

IT時代に生まれたあなた・・「答え」は検索して探し出すもの!と思っていませんか?・・考え抜いて生み出すものです・・ぞ!

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